現在、App Storeのランキング上位に「BLACKHOLE」という物理パズルゲームがランクインしています。
同様にAndroid版のアプリもGooglePlayストアでランキング上位にランクインしています。
iPhone版のリリース日は2015年9月18日
Android版のリリース日は2015年8月25日前後となっています。
内容は、「物理法則に従って動くボールを、壊さずにゴールのホールまで到達させるパズル」となっています。
これがゲームのスクリーンショットです。
さて、話は変わりまして、スマホがまだなかった時代にPCで遊ぶ「FLASHゲーム」というのが流行っていました。
その時に、海外のデベロッパーにより開発され人気を博した「ISOBALL」というゲームがあり、そのスクリーンショットがこちらになります。
ちなみに、このISOBALLですが、開発元は「CandyFrame」という海外のデベロッパーです。
正確なリリース日はわかりませんが、少なくとも2010年には一般に広くプレイされていた模様です。
それでは、ゲームのルールを詳しくみて行きたいと思います。
まず、BLACKHOLEですが、STARTを押すとボールが動きだすのですが、ボールは少しでも高い所から落ちると壊れてしまいます。
次にISOBALLですが、これはSTARTを押すとボールが動き出し、少しでも高いところからボールが落ちると、なんと、ボールが壊れてしまいます。
さて、このボールを壊さずにゴールまで運ぶために、用意されたアイテムを画面上に配置する必要があります。
BLACKHOLEの場合は、「四角」や「坂」になったアイテムを配置し、向きを変更することでボールが正確に動作するように設定を行います。
一方「ISOBALL」では、ボールをゴールへ導くために、「四角」や「坂」のアイテムを配置し、向きを変えてやることで、うまくボールを動かすことが可能です。
まどろっこしいので、次は「BLACKHOLE」のSTAGE4と、「ISOBALL」のSTAGE4の解答例を同時にご覧いただきましょう。
さて、「BLACKHOLE」はこのようなオリジナルティあふれるステージが75ステージも収録されています。
次は「BLACKHOLE」のステージ5と、「ISOBALL」のステージ5を見比べてみましょう。
とりあえずまず最初に考えられることはFLASHゲームの制作元である「CandyFrame」がアプリ版を開発した、ということです。
しかし、実はISOBALLのスマホアプリ版は既に開発されリリースされていました。
発売元は SIMS となっていますが、copyrightがZattikkaとなっており、どうもこれが正規版であるような感じです。
発売は2012年ごろです。
スタッフロールにも、CandyFrameの記載がありました。
Zattikkaはスマホ版の開発元なのか、販売代理店なのか、なのでしょう、おそらく。
一応気になったので「CandyFrame」へ問合せを行ってみたところ、
「連絡ありがとう。これは法律的に問題がありそうなので、調べてみますね」という返事を頂きました。
以上で検証を終わります。
コメント
はじめまして。
私もisoballに同じだと思い調べてるとたどりつきました。
iOS版で元々isoballであったものが、検索するとコネクトボールだけがでてきたのでこちらも調べましたが、UIが日本語になっていただけなので、SIMSという会社が日本語向けに引き継いだのでしょうね。
2012年版のSSを置いておきます。
ttps://www.dropbox.com/sh/sycllnasuvnsqgz/AAA9wP-WfZq_ey3abwedALnHa?dl=0