Mokosoft開発者ブログ

こんなブログ読んでも時間の無駄ですよ

「こだわり」はアプリ開発を失敗させる。私が個人開発者を推す理由とは?

http://www.flickr.com/photos/61314442@N03/8443342362

さて、今回はあまり役にたたないエントリです。

共感できる人はできるし、できない人はできないでしょう。

ただ、今までアプリ開発を行ってきて肌で感じ取ってきた雑感とでも言えるものだと思います。

アプリ開発の本質を自分なりに捉えているつもりです。

 アプリで最も重要なのはスピード感

アイデアというのはふとした拍子にパッと思いつくものですよね。

今まで自分の頭の中で考えてきたものがまとまる瞬間というのがあるからだと思いますが、そのきっかけとなるのは、誰かの発した一言だったり、テレビで流れたシーンだったり、ニュースだったり、インターネットで見た記事だったりと様々だと思います。

 

外部からのインプットと、それらを自分の中でパズルのピースのように組み合わせ、アウトプットするのがアイデアだと思います。

その外部からのインプットというのは、他の多くの方の目にも触れているということは想像に難くないでしょう。

それはすなわち、思いついたアイデアというのは、同じタイミングで他の人も思いついてる可能性が多くあると言えるのです。

事実、私も今まで「これは!」と思えるアイデアを思いついたことが何度かありますが、同時期に他の人も思いついていたようで、先にサービス化されてしまい、苦い思いをした経験が何度もあります。

 

アイデアってそういうものだと思います。

だからこそアイデアはより早く形にできるに越したことはないのです。

時期も需要でしょう。なぜそのアイデアが思いついたのか。それは今の時期だから、ブームだから、と、そういう要因もあるはずです。

これでアプリのリリースまでに半年かかってやっていたら、もう既にブームは終わっています。

スピードがやはり重要なのです。

今のこの時期に、このアイデアをぶちかませることができれば、成功への道がひらけるわけです。

 

いやいや、それだと時期尚早かもしれない。しっかりと作りこんで、ユーザーの導線をしっかり確保して、計画的にやるべきだという声もあるでしょう。

それはそれでいいと思います。ただ、もうアイデアではなくプランやプロジェクトの域かなと思いますね。

なんにせよスピード感は大事です。

 

 

どこまでこだわるべきなのか

スピード感が大事だと言ったところで、アプリ開発はそうはうまくいかないものです。

私もいままで多くのアプリ開発プロジェクトに参加して、しんどい思いを味わいまくってきましたw

今これを読んでいるアプリ開発に従事している方も、そう思う方は多いのではないでしょうか。

 

どういう部分がそういった失敗を作るのか、私はそれは「こだわり」だと思っています。

 

「こだわり」は当然大事です。こだわりのないアプリなんて面白さは感じないですし、製作者の想いもぼやけてしまっていくと思います。

ここで言う無駄なこだわりというのは、「しょうもない自己満足のこだわり」なんですね。

 

以前のエントリでも触れましたが、アプリの完成度や開発者の満足度が100%に達するなんてことは、まれです。私だけかもしれませんが。

でも多くの方はこれを勘違いしていて、「開発してる側が100%満足できないものをユーザーが満足できるわけない」と思ってしまうのです。

そしてくだらないこだわりを捨てきれずに、ここがよくない、あれがだめだと、修正に修正を重ね、リリース時期を伸ばしてまで、こだわりを押し通してしまうのです。

今までプロジェクトに関わってきて、失敗をしているのはこういうケースが多いと思います。

ですが、全くそんなことはありません。

「クロスワード」が実証しています。

 

そもそも完成度100%がどの状態なのか。

それは、自分の自己満足の世界に陥っていないでしょうか。

 

私はそういった時に合言葉のようにつぶやく言葉があります。

「じゃあその機能をつけたら(修正したら)どれだけダウンロード数が増えるの?」

と。

 

完成度100%の状態と60%の状態で、まだアプリの存在を知らないユーザー達からしたら何が違うんだという話なんです。

しかもそのアイデアがユーザー達に広く受け入れられるかどうかわからない状況で、完成度を100%にもっていくこと自体が時間の浪費だと思います。

そんなところにこだわりを発揮するよりは、完成度60%でも良いので、リリースをしてダウンロード数を上げるための努力を積み重ねるべきです。

 

今成功している、LINEやパズドラがバージョン1.0でリリースされた時には、完成度は100%だったでしょうか?そうではないと思います。

ユーザーの声や反響を聞いてバージョンアップを重ねて、今の状況まで上がっていったのではないでしょうか。

 

そして、反響が良くないのであれば、いつまでもしがみつかず、さっと次のアイデアに乗り換えれば良いのです。

ここもスピード感が大事です。

 

 

究極はアプリを1人で作るのがベスト

「スピード感」「無駄なこだわりを捨てる」という要件を満たしたいと考え、つきつめていくと、1人で企画から開発までを執り行うのが最良の方法となります。

と、いっても1人ですべてこなせるわけはありません。

そうなると「企画から開発までの意思決定権者を1人のみにする」というのが良いと思います。

組織やお客さんと開発を行っていると、しばしば、ああしたほうがいいとか、こうしたほうがいいとか意見が別れることも多いので、意思決定は一人に委ねてしまうわけです。

その1人が明後日の方向を向いていると話にはなりませんが、アプリ開発の鉄則を理解した上での話です。

 

こうなると責任の範囲も明確になるし、スピード感はぐっと早くなります。

Mokosoftではこのような体制で、企画立案からアプリの品質チェックまでを代表の一人が行うようにしています。

そして、完成度は遊べるレベルまで達すれば即リリースを行うようにしています。

それがアプリ開発で失敗をしないためのやり方なのではないでしょうか。

 

 

 

結構まとまりの無い話にはなってしまいましたが、アプリ開発で失敗してしまう人、また個人開発でアプリをリリースしたいと考えてる人などの参考になれば幸いです。

あとで読み直して書き直すかもしれませんw