本当にどうでもいいこと

最近、ずっと家にいるのでなにかこう最新情報的なものに疎くなってしまった。

別に家にいると言っても、NEETとかプータローというわけではなくて、仕事をしてはいる。

情報を得るといっても、会社に勤めていたころから情報元はインターネットかテレビだったわけなので、別段、情報を得るための条件が大きく変わってしまったわけでもない。

 

しかし、やはり家にずっといるのと、会社へ通勤しているのでは何かが違う。

もしかすると、電車の吊り広告や車内に設置してあるテレビで任天堂のマリオがクイズ出してくれているやつとかを見てるうちに新たな発見をしていたのかもしれない。

そうでなくとも、通勤路に新しい店や、見知らぬ物が増えているとそれも情報として取得できていたことだろう。

それか、意識の違いなのかもしれない。

社会に出るという状況が自分を追い込み、是が非でも情報を取得しなければいけないという強迫観念により、行動をとっていた節があるのではないだろうか。

とにかく、家にずっといては情報から遠ざかってしまうのである。

 

これはまずいと思いながらも、なにの行動も起こせる気がしない。

生来の出不精癖があるので、あそこにいこう、ここにいこうとそこまでアクチブではないし、いくとしても飯屋にご飯を食べに行くくらいだ。

なにより家には幼子がいるので、遠出はできないわ、世話はしないといけないわ、てんやわやなのである。

しばらくはこんな状態が続くだろうので、どうせ無理だろうと初っ端から諦めている自分にも気づくというものである。

 

よしんば、外へ出ることができて、どこへ行けば良いというのか。

人が大勢いるところは吐き気をもよおすし、コミュ症の人であるので集まりなんかには到底参加できない。

そういえば、以前は毎日にようにどこそこで勉強会をしているとか、集まりがあるとか、異業種交流会があるとか、そういう話を耳にしていた。

何度か参加をしたことがあるが、いまいち意義を見いだすことができなかった。

結局のところ、酒を飲んで、名刺交換をして、自分の売り込み宣伝をするような集まりなのである。

へえ、そうかあ、それはすごいですねえ、などと歯の浮いた文句を並べ立てるだけ並べ立てて名刺をたくさん持ってセルリアンタワーを後にするが、あまり役に立った試しもない。

そういうのは自分がポジティブに物事を考えられないが故なのではあろうが、どうにもこうにも私には向かないのである。

本来営業向きの人間ではないのだろうとつくづく思う。

だから、営業マンはすごいと思うし、コネを持っている人なんかは尊敬の眼差しで眺めてしまう。

 

そんな人間には今の生活がお似合いなのかもしれない。

情報が得れないことに焦りも感じるが、別にどうでもよいことなのだと思ってしまえばなんのことはない。

情報を得ることによって失っていたものあるのじゃあないだろうか。

などと思ったりもするが、そんなものないのだろう。

結局は考え方、気の持ちようなのだ。

そう自分を騙しこんで、ぼちぼちやっていこうと思う。

コメント

  1. NANA$\ より:

    コンビニで立ち読みすると新鮮ですよw

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